FTC – Feeder Technical Center


数多くのテスト機とパーツを保有しているクボタのFTC(フィーダーテクニカルセンター)。充実のテスト設備の中で、様々な粉体やペレットに対するテストを行っています。今まで1万件を超えるテストを行いデータを収集し、粉粒体に関するノウハウを蓄積してきました。新規設備導入前の性能確認はもちろんのこと、既設フィーダの能力や材料変更のための部品選定にも対応いたします。

FTC大阪(クボタ久宝寺事業センター内)

022d
023c

FTC上海(中国)

FTC_Shanghai

FTCソウル(韓国)

FTC_Korea

フィーダ選定サービス

フィーダの選定には独自の知識やノウハウをもった本体選定はもちろん、原材料と特性、そして求められる品質や精度に応じたパーツの選定が必要不可欠です。過去に蓄積した1万件を超えるテストデータと照合し、最適な機種とパーツをご提案いたします。選定サービスをご利用頂くことにより、従来より早く、最適なご提案が可能です。

 

実粉テスト

弊社テスト設備を使用して、お預かりした原料により、供給性能の確認を行います。お客様の原料にマッチした最適機種の選定と性能確認ができます。

 

実粉テスト方式

1.安全の確認
SDS(Safety Data Sheet)により、原料の安全性を確認します。

2.パウダーテスト
支給頂いた材料の粉粒体特性(見掛比重、平均粒度、安息角、熱変化等)を調べます。

3.機種・パーツの選定
満たすべき仕様およびパウダーテスト結果から、適切な機種とパーツを選定致します。

4.テスト機でのフィードテスト実施
偏差・制御出力を確認しながら、制御の感度調整を行い、最適条件を確認します。

5.データサンプリング
1分間サンプリングを連続10回行います。(大流量は時間を短くする場合もあります。)

6.評価
精度や付着有無等を確認し、総合評価を行います。

 

システムレイアウト

樹脂原料の高機能化に伴い、一台の押出機に供給される原料種類が増えています。従来の製造プロセスでは、ミキサーなどを使用して複数の原料をプリブレンドしたものをフィーダで供給していました。近年ではフィーダの高精度化により、複数の原料を押出機へ直接供給するプロセスが主流になっています。