フィーダコントロールシステム / WFシリーズ

WFシリーズは、従来の制御システムの基本性能を継承しながら、ネットワーク接続による拡張性が進化しました。クボタが考える、 情報化を中心とした生産現場の将来イメージを実現する、新スタンダードの制御システムです。

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特長

  1. イーサネット接続でコンパウンド生産工程のIoTを実現
  2. 煩わしい設定・調整なく、フィーダの運転開始が可能
  3. 不良品の発生を防止し、万一の不良発生時にも不具合ロットの流出を防止
  4. 突然のラインストップを未然に防止し、ダウンタイムの極小化に貢献

  • 概要
  • 詳細・オプション
  • 構成図

ネットワーク接続が実現する便利な機能

PCやタブレット等の情報機器との連携がより容易に。遠隔監視やリモート診断などの機能も実現しました。

やさしいサポート設計

対話形式のガイダンスによるスムーズな立ち上げや、オートチューニングによる段取替えの大幅短縮でストレス軽減と生産性向上(時間短縮)を実現します。

各種ロギング機能

運転ログ、操作ログ、アラームログ、検量ログをUSBに記録し、万一の不具合発生時にも変化点の特定が容易です。

機器の予防保全やヒューマンエラー防止

有寿命パーツの劣化状況を監視し、交換時期をお知らせすることで予期せぬ突発故障を未然に防止します。また、原料レシピごとの正しいパーツ構成を確認でき、パーツ選定に掛るヒューマンエラーに起因する不良発生を防止します。(※WF-DTの導入が必要)

WF-C フィーダコントローラ(自立盤用)

ロスインウェイト式フィーダ、ベルト式フィーダ、ポイドメータ、コンベヤスケール用のコントローラです。イーサネット接続で機器間の配線が従来のフィーダコントローラより簡単になりました。PI制御により安定した定流量供給を実現しています。

WF-CM フィーダコントローラモジュール(機側盤)

ロスインウェイト式フィーダ用のコントロールモジュールです。WF-Cコントローラとモータアンプまたは振動フィーダコントローラを内蔵した機側盤で、フィーダと一体化することで省スペース、省配線を実現しています。

WF-OT オペレーションターミナル

フィーダの運転状態(実績流量・警報)などを素早く把握できるオペレーションターミナルです。メニューのカテゴライズ、ユーザレベルによるアクセス管理にも対応しています。

WF-DT 集中管理操作ターミナル

複数のフィーダ(最大20台まで)を1画面から一括管理できる操作ターミナル。5年間の長期間に渡るシステム状態の把握が可能なので、品質管理やトラブル発生時の問題解決に最適です。また日本語・英語・中国語(繁体字/簡体字)・韓国語での表示に対応しています。

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FTC(フィーダ・テクニカル・センター)

数多くのテスト機とパーツを保有しているクボタのフィーダーテクニカルセンター。充実のテスト設備の中で、様々な粉体やペレットに対するテストを行っています。今まで1万件を超えるテストを行いデータを収集し、粉粒体に関するノウハウを蓄積してきました。 

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