重量式フィーダロスインウェイト式フィーダ NX-T(2軸スクリュ)
高機能樹脂の需要増とともに、プラスチックコンパウンドの連続生産プロセスには、押出機への高精度・正確な供給ができる定流量供給機が必要不可欠です。また、エンジニアリングプラスチックをはじめ、フィルム、食品、医薬品、二次電池製造など、様々な業界でクボタのロスインウェイト式フィーダが活躍しています。
- 概要
- 詳細・オプション
- 構成図
幅広い原料に対応
高いブリッジ防止性能を実現し、パウダだけでなくペレットやファイバ、シート粉砕品等様々な原料に対応できます。
高い供給精度
新開発の斜め型アジテータで、原料の上下動を少なくして重量値が安定させ、またスクリュへの原料充填も安定させました。
容易なメンテナンス
分解パーツが少なく構造もシンプルなので、分解清掃時の作業性が良好です。ギヤボックスには交換・補給なしで長期間仕様できるグリース潤滑を採用しています。
対応原料例
・ペレット ・酸化チタン ・カーボンファイバ
・樹脂パウダ ・カーボンブラック ・小麦粉
・炭酸カルシウム ・シート粉砕品 ・コーンスターチ
・タルク ・グラスファイバ
型式 |
流量範囲 |
ホッパ容量 |
ひょう量 |
電源 |
NX-T26E(-MP) |
1~300L/h |
50L |
40kg |
AC200~240V 単相1.3kVA |
NX-T45ME(-MP) |
10~2000L/h |
100L |
100kg |
AC200~240V 単相3.1kVA |
斜めアジテータ構造で安定した制御
アジテータが壁面近傍で回転するため、原料の上下動が少なく、重量値の変動が抑えられることで、安定した制御運転が可能となりました。
逆テーパのシュート構造
シュートを逆テーパ計上にすることにより、原料の圧縮を軽減し、耐ブリッジ性を向上させ、より幅広い原料に対応可能となりました。
密充填構造
アジテータがスクリュへの供給口全域を、原料を押し込みながら通過するため、スクリュへ原料がムラなく充填され、従来機よりも正確な低流量供給を実現しました。
F-OT オペレーションターミナル
WF-OT オペレーションターミナル
フィーダの運転状態(実績流量・警報)などを素早く把握できるオペレーションターミナルです。メニューのカテゴライズ、ユーザレベルによるアクセス管理にも対応しています。
FTC(フィーダ・テクニカル・センター)
数多くのテスト機とパーツを保有しているクボタのフィーダーテクニカルセンター。充実のテスト設備の中で、様々な粉体やペレットに対するテストを行っています。今まで1万件を超えるテストを行いデータを収集し、粉粒体に関するノウハウを蓄積してきました。
FTCについて詳しくは詳細でご確認ください。
オプション
KD-T3000 集中管理操作ターミナル
WF-DT 集中管理操作ターミナル
複数のフィーダ(最大20台まで)を1画面から一括管理できる操作ターミナル。5年間の長期間に渡るシステム状態の把握が可能なので、品質管理やトラブル発生時の問題解決に最適です。また日本語・英語・中国語(繁体字/簡体字)・韓国語での表示に対応しています。
コンパウンド業界向け
ライン遠隔監視システム 【CraftPat】
フィーダや押出機の運転状態をリアルタイムに「見える化」し、品質管理に貢献します。トラブルの早期発見はもちろん、原因分析、早期復旧に役立ちます。Webブラウザベースなので高速通信し、設備変更に対しても設定・変更が容易なシステムです。お客様のラインに合わせて構築させて頂きます。
